2015.09.12 50年に一度の豪雨の後に鹿島川の谷津道をポタリングする

マーカーリスト

ACTIVE LOG 003

プロフィールマップ

GPSログ解析

開始日時2015/09/12 08:09:29終了日時2015/09/12 13:25:15
水平距離81.21km沿面距離81.36km
経過時間5時間15分46秒移動時間3時間56分27秒
全体平均速度15.46km/h移動平均速度20.65km/h
最高速度49.36km/h昇降量合計1462m
総上昇量733m総下降量729m
最高高度89m最低高度-31m

区間解析

地点名通過時刻
移動時間
累積距離
区間距離
平均速度高度
高度差
平均勾配
01 Start08:09:290.00km 4m 
 00:50:5416.80km19.8km/h↑19m↑0.11%
03 スリーエフ東邦大09:06:5416.80km 23m 
 00:22:326.85km18.2km/h↓16m↓0.23%
05 ミニストップ物井09:36:0523.65km 7m 
 00:19:166.27km19.5km/h↑21m↑0.34%
07 DIC川村美術館10:08:2129.92km 28m 
 00:30:199.66km19.1km/h↑12m↑0.12%
12 富田都市農業交流センタ10:42:2539.58km 40m 
 00:47:2814.76km18.7km/h↑47m↑0.32%
13 土気 バウレット11:38:0554.34km 87m 
 00:14:504.60km18.6km/h↓27m↓0.59%
15 外房有料大野PA11:57:1958.94km 60m 
 00:03:171.00km18.3km/h↓7m↓0.70%
17 外房有料大野料金所12:28:0759.94km 53m 
 00:19:4710.43km31.6km/h↓34m↓0.33%
18 平山スリーエフ12:48:4670.37km 19m 
 00:28:0410.99km23.5km/h↓16m↓0.15%
20 終点13:25:1581.36km 3m 

写真レポート


2015/09/12 08:09:29

01 Start

今日は朝夕の時間が所用の為に拘束されているので、所属のサイクリングチームイベントの銚子行きは断念。
代りに50年に1度の豪雨で印旛沼へ注ぐ鹿島川沿いの谷津道の様子がどうなったのかを探りに単独で調査サイクリングに出撃しました。 帰りはロードバイク仲間達で話題になっている『通せんぼ爺さん』が出没する『支川都川』の河川管理用道路の様子を調査するつもりです。

【メモ】 
最高気温:27.5℃
最低気温:22℃
天候:曇りのち晴
風: 西南西1m/s - 南南東 4m/s

【本日のウェア】 
上:クラフト袖なしアンダー + 半袖ジャージ +白アームカバー
下:七部丈ビブショーツ
その他: 指切り手袋、レーシングキャップ



02 大島屋そば

2015/09/12 08:45:32

02 大島屋そば

佐倉方面に向かう途中、本業はお蕎麦屋さんですが養老餅豚やマーガレット豚を使った「日本一旨いカツ丼」のお店として有名な大島屋の場所を確認に立寄りました。 このお店は千葉市中心街から花見川サイクリングロードに向かうショートカット道の途中にあるので、機会があれば一度トライしてみたいと思います。
佐倉方面は通常、花見川サイクリングロード、新川サイクリングロードを使って道の駅やちよを経由するのですが、今日は時間が無いので大幅ショートカットコースを辿ります。

【たべろぐ】
http://tabelog.com/chiba/A1201/A120104/12010682/



2015/09/12 09:06:54

03 スリーエフ東邦大

まだ休憩には早いのですが、所要時間と距離の測定の為に立寄りました。
尚、ここからJR物井駅の間はコンビニも自動販売機も無いので、グループサイクリングの際はここでの補給をお勧めします。 
このコンビ二の少し先を右折すると、目的の谷津道に入ります。



04 谷津田入口

2015/09/12 09:13:39

04 谷津田入口

谷津田に入ると、そこは別世界です。 ずーっと先まで林に囲まれた田んぼや畑の絨毯の様な景色が続きます。
本当は林の外はすぐに交通量の多い道路や住宅地が続くのですが、そんなことは一切感じさせない自然に溢れた道路です。 基本は舗装路でロードバイクでも走行には問題ありません。 それに、豪雨の後なので冠水箇所や土砂が道路上を覆っているかと予想していたのですが、そんな場所はまったくありませんでした。
やはり田んぼは自然のダムの様で、川に流れ込む水量を調整してくれるのですね。



2015/09/12 09:36:05

05 ミニストップ物井

最初に入った谷津道から一度外れてJR物井駅の先まで住宅地を進みます。 そこから目的の鹿島川の谷津道に入るのですが、今日は物井駅の近くのミニストップで一回目の休憩を取ります。
まったく一人だと休憩の取り方までいいかげんになってしまうのは困ったもんです。



06 農村風景

2015/09/12 10:04:36

06 農村風景

鹿島川の谷津道を進み、国道51号(成田街道)を越えると農村と思われる集落の中を走ります。
今は稲刈り作業の真っ只中。 その中を走っていると周辺の農業従事者の年齢が高くて将来が不安になってしまいます。 でも彼らは高齢にも関わらず本当に頑張っています。 背中が曲がってゆっくりとしか歩けない後期高齢者と思われる老人が、鎌を持ってコンバインで残った部分の稲刈りをしたり、写真の様な昔ながらの駕籠を背負って田んぼからの長い距離を歩いているのを見ると本当に頭が下がります。 若い人が農業に従事しても、ゆったりと生活できる様な仕組みでなければ、この国の農業は壊滅的に衰退してしまうのではないかと心配になってしまいます。



07 DIC川村美術館

2015/09/12 10:08:21

07 DIC川村美術館

9万坪の広大な敷地の中にDIC研究所や庭園と共にDIC (旧 大日本インキ化学工業)川村記念美術館が設立されています。 美術館の概要は下記URLを参照して下さい。
庭園は入場無料ですが、自転車は進入できません。 ここのレストランでのランチもお洒落でお勧めです。

【DIC川村記念美術館】
http://kawamura-museum.dic.co.jp/nature/index.html



08 稲刈り

2015/09/12 10:17:19

08 稲刈り

今や手作業での稲刈りは殆どしていません。 各農家がコンバインで効率的に稲刈りを行なっています。
1.コンバインで倒れている稲でも根こそぎ刈り取り、搬送装置で稲穂を機械の中に取り込みます。
2.内部で穀粒を穂から取り離す「脱穀」を行ないます。
3.残った稲穂は短く細断して田に戻します。または稲藁を束にして結束して放出することも可。
4.脱穀したもみを持ち帰り、熱風乾燥機で乾燥。
5.もみすりをして玄米で出荷。
こんな手順で重い稲穂を乾燥の為に竿にかけたりする重労働は無くなった様ですがコンバインの運転は難しそうです。
でも昔の 稲刈り→稲穂ごと竿にかけて天日で乾燥→脱穀→もみすり の重労働と比べると、ある程度までの高齢者でも何とか収穫作業が完結出来る様になったことは素晴らしいと思います。



09 切り株と細断された稲穂

2015/09/12 10:17:32

09 切り株と細断された稲穂

細断された稲穂は写真の様に、刈り取った跡にばら撒かれます。
これをトラクターで切り株ごと耕耘すれば、オシマイ。
人間の知恵は凄いですね。



10 若葉ルート案内板

2015/09/12 10:19:36

10 若葉ルート案内板

谷当町のオートランド千葉ダートトライアル第一コースを過ぎる辺りから、千葉市観光協会が設定した『千葉とっておき 2013』推薦のサイクリングルート『若葉ルート』に沿って進みます。 曲がり角には写真の看板が道案内をしてくれるのでGPSなしでも、脇道だらけの谷津道を楽しむことが出来ます。

【千葉とっておき2013 サイクリングルート】
http://wakaba-chiba.mypl.net/mp/cycling_wakaba/?sid=16162



11 谷津道を清掃する人達

2015/09/12 10:33:26

11 谷津道を清掃する人達

若葉ルートを進むと前方に何やら人だかりが!
グループの谷津散策かと思いきや、何と道路の清掃をしているボランティア達でした。
有難いことです。 この様な人達が気持の良い谷津道を維持しているのだと思うと感謝の気持で一杯になりました。
一列に並んで道路脇に避けている方々に、お礼の言葉をかけながら恐縮して通過しました。
よくよく考えれば掃除しなければ、落ち葉や小枝等の堆積物で道路が通れなくなるのは当然なことですね。



12 富田都市農業交流センタ

2015/09/12 10:42:25

12 富田都市農業交流センタ

以前に農業体験で通った千葉市の富田都市農業交流センターに辿り着きました。
緩やかにうねった丘陵地帯に広がった農場は北海道の農地の様に優雅な風景を楽しませてくれます。
夏は向日葵、秋はコスモス、春には芝桜を目当てに沢山の人が訪れます。
トイレ、水の補給が可能です。



13 土気 バウレット

2015/09/12 11:38:05

13 土気 バウレット

実は今日のコースは今年の千葉ベイサイド サイクリングクラブのサイクリングイベントで走ったコースと全く同じです。 その時も、このバウレットで昼食としました。 サラダバー付きのランチはコスパも雰囲気も抜群です。
今回は営業の確認だけでパスしました。

【バウレット たべろぐ】
http://tabelog.com/chiba/A1201/A120105/12030615/





【1月24日のログ】
http://chibawanganwalker.web.fc2.com/MAP/20150124_Sakura_Toke_Yatsumichi.html



14 One Hundred Hills

2015/09/12 11:49:19

14 One Hundred Hills

俗称「チバリーヒルズ」。
バブル全盛の1989年に東急不動産が売り出した当時の分譲価格5億円から15億円の高級分譲地。
60棟の分譲であったが売れたのは38棟だけだったらしい。 従って現在も土地だけの新規分譲をしているが、ローンが払えなくなって売り出された中古住宅も含めて全く売れずにゴーストタウン化しているらしい。 
確かに自転車で中に入ってみると全く人の気配を感じない。 高級住宅地の静けさとは違った寂しさを感じてしまう。
お金のある方は是非とも購入して引越して下さい。 閑静だし高級感に溢れています。 それにお値段も相当お安くなっているそうでお買い得です。


【東急不動産関連ページ】
http://www.one-hundred.com/



15 外房有料大野PA

2015/09/12 11:57:19

15 外房有料大野PA

一般庶民の私はチバリーヒルズを後にして 外房有料道路 大野休憩所に向かいました。一般道路から有料道路のパーキングエリアに入る方法は一般的にはあり得ませんが、外房有料道路はおおらかな様で、とにかくこのログを頼りに行ってみれば分かります。 但し、ここから入って休憩所経由で有料道路に出てはいけません。 一般道路から入ったら一般道路に出て下さい。
とにかくここの休憩所では「竹岡式ラーメン」がウリの様です。 今日は人柱のつもりで1杯500円の竹岡式ラーメンに挑戦します!!



16 外房有料大野PA発

2015/09/12 12:23:58

16 外房有料大野PA発

この写真が外房有料道路 大野休憩所の竹岡式ラーメンのベーシック版です。
お店の人によると本家「梅乃屋」に似ているとのことで、確かに醤油の様な色のスープとキザミたまねぎは似ています。
しかし、麺は乾麺では無いし、チャーシューは普通のラーメン並みのぺらぺらで物足りない。
でも気分は竹岡式本家梅乃屋なのかも知れない。 まあそれなりに真面目に作っている様だし500円にしては良心的であると思う。
食後は、入ってきた裏ゲートから退出して、正式な入口である大木戸インターから外房有料道路に入ることにします。



17 外房有料大野料金所

2015/09/12 12:28:07

17 外房有料大野料金所

千葉県道路公社が管理する千葉県内の有料道路である 東総有料道路、鴨川有料道路、千葉外房有料道路、東金九十九里有料道路、  利根かもめ大橋有料道路、銚子連絡道路、九十九里有料道路の全7路線は9月30日までのキャンペーン期間中は通行料が無料です。
今のうちにお得な無料走行を楽しみましょう! でも自転車はたった20円、30円の話ですけど。

【千葉県道路公社】
http://www.chiba-dourokousha.or.jp/



18 平山スリーエフ

2015/09/12 12:48:46

18 平山スリーエフ

いつもの休憩地点ですが今日は通過。
写真はいつも通る平山大橋から支川都川の入口に立つ千葉市役所都市河川課の看板。
それによると『この道は河川管理用の道路です。 一般車両等の通行は禁止です。』とあり、その更に先には車止めのポールが立っています。
そうです。ここから先が噂の『通せんぼ爺さん』の出没エリアなのです。私は構わず先に進むことにします。
理由は、河川法や道路交通法、条例にも河川管理用道路に自転車や歩行者が進入してはいけないと定められてはいないからです。 この看板でいう一般車両の定義に道路交通法で定める軽車両が含まれるのか明確では無いからです。 また、この道路は千葉市が発行する「自転車走りやすさマップ」に含まれています。
もしこれが公安委員会が設置する「通行止め」「車両通行止め」「車両進入禁止」の交通標識であれば間違いなく罰せられます。 でも、そうではありません。



19 支川都川管理道路

2015/09/12 12:52:05

19 支川都川管理道路

先程の看板の先には写真の様な「車両通行止め」と書かれた車止めが沢山立っています。
では、何故この様な看板が立てられたのでしょうか? その理由は我々自転車乗りにある気がします。
先に述べた若葉ルートも同様ですが川沿いの散歩道は地域住民の憩いの場であり、道端の可憐な花や掃除が行き届いている路面は地域住民が普段から整備に協力をしている結果なのです。

そんな道を散策している傍をロードバイクが後ろからスピードを出して通過したら・・・それは恐怖です。
場合によっては、衝突の可能性も大です。 自分がその立場であれば、多分市に対して何らかの規制を訴えると思います。 
ここでは詳細については述べませんが、この件について事前に調査を行ないました。
その結果として当然のことですが、自転車通行車は地域住民の気持を理解し、同じ道路を歩行者と自転車が気持ち良く共有することがトラブルを避ける唯一の方法であるとの結論に至りました。 自転車が歩行者をパスする時は、声かけをすると共に十分スピードを落とし、挨拶をしましょう。 その結果として『通せんぼ爺さん』が出没しなくなれば幸いです。




2015/09/12 13:25:15

20 終点

今日はソロサイクリングでしたが、記録として保存する為にいつもの【幸町ファミマ】を終着ポイントとしました。
やはりロードバイク乗りは自転車乗りの中でもベテランとして認知され、その目立つ服装や車体は非常に目立ちます。
同じクラブのKikuさんの口癖は『ロードバイク乗りは他の自転車乗りにとってお手本でなければならない』です。
全くその通りです。 
ベテランロードバイク乗りの行動が他の自転車乗りの行動を良くも悪くもさせる影響力を持つことを忘れてはいけないと改めて考えさせられました。



inserted by FC2 system