開始日時 | 2017/06/15 08:32:11 | 終了日時 | 2017/06/15 10:53:30 |
水平距離 | 27.76km | 沿面距離 | 27.91km |
経過時間 | 2時間21分19秒 | 移動時間 | 1時間51分01秒 |
全体平均速度 | 11.63km/h | 移動平均速度 | 14.81km/h |
最高速度 | 43.50km/h | 昇降量合計 | 149m |
総上昇量 | 77m | 総下降量 | 72m |
最高高度 | 44m | 最低高度 | 0m |
地点名 | 通過時刻 移動時間 | 累積距離 区間距離 | 平均速度 | 高度 高度差 | 平均勾配 |
---|---|---|---|---|---|
01 スタート地点 | 08:32:11 | 0.00km | 1m | ||
00:21:52 | 6.40km | 17.6km/h | ↑1m | ↑0.02% | |
02 マリンスタジアム海岸 | 08:55:50 | 6.40km | 2m | ||
00:28:30 | 6.66km | 14.0km/h | ↑7m | ↑0.11% | |
07 再度 暗渠でストップ | 09:36:31 | 13.06km | 9m | ||
00:27:37 | 6.06km | 13.2km/h | ↑1m | ↑0.02% | |
12 川は暗渠に消えた | 10:08:58 | 19.12km | 10m | ||
00:02:59 | 0.70km | 14.0km/h | ↑4m | ↑0.58% | |
13 やっぱり川は消えた | 10:13:22 | 19.82km | 14m | ||
00:30:03 | 8.09km | 16.2km/h | ↓9m | ↓0.11% | |
17 サイクリング終了 | 10:53:30 | 27.91km | 5m |
2017/06/15 08:32:11
稲毛海浜公園のアクアリンク側からスタート。
この時点では浜田川源流探索のことは全く考えていませんでした。
2017/06/15 08:55:50
浜田川河口ではホンビノス貝の漁が行われていました。
船をゆっくりとワイヤーで上流に進めながら海水をポンプで噴射して川底を掘り起こし、そこにジョレン(金網)を突っ込んで貝を収獲しています。
ジョレンを上げるとビックリする程の大漁! やっぱりプロの漁法は凄いですね。
ここで思いついたのが、『この浜田川の源流は何処なんだろう?』。
早速、調査を開始することにしました。
2017/06/15 09:17:11
浜田川は国道14号線の下を通過後、JR車両基地の手前で暗渠に入り込みます。
車両基地の反対側に抜ける為に右手の少し急な跨線橋を渡ると、川は目の前の低地に再び姿を現せてくれます。
2017/06/15 09:26:22
ここまでは特に問題なく浜田川を遡上して来ましたが、ここで川は広大な幕張パーキングエリア下の暗渠に再度入り込んでしまいました。 何処から抜け出ているのだろうか? 取敢えず京葉道路の向こう側に移動することにします。
尚、この地点に至る手前、JR総武線の横断橋を越えてからここまでは舗装が切れているので、ロードバイクの場合は適切な迂回路を通行する必要があります。
2017/06/15 09:29:24
どうもこの怪しげな細道が左側支流のスタート地点の様です。
華やかな河口周辺と比べると産廃処理場や荒れた野原が続いて一寸気が重くなる様な怪しげな路です。
まあ、取敢えず先に進むことにします。 勿論、路面は砂利道なのでロードバイクでの進入は控えた方が良さそうです。
2017/06/15 09:32:34
舗装はされていませんが、河川管理用道路は続いています。
こんな寂しい場所にも宅地化は進んでいる様で、土地造成工事やアパート等が目に付きます。
地形は浜田川を中心とする谷津田を埋め立てた様な谷地形なので大雨や地震の際には少々恐ろしそうな感じです。
2017/06/15 09:36:31
浜田川は再度、暗渠となって視界から消えてしまいました。 その上は写真の公園で暗渠の出口が全くわかりません。
この周辺も谷地形となっているので、この先を進んでから右高台から左高台にかけて川が存在しているのか調査してみます。
2017/06/15 09:41:44
浜田川の谷地形と思われる右岸側高台から左岸側高台の間を往復して川を探しましたが、宅地や道路の舗装部分が多くて川は見つかりません。
現在では地形のみ谷として残っていますが、川としては雨の際に道路際の側溝から流れ出る水を集めて東京湾に流し出す洪水対策としての役割を担っている様です。
2017/06/15 09:55:29
昔の川底と思われる平地部分は比較的幅があり、南北に長く続いています。
以前は田畑として活用されていましたが、最近では宅地化が進み、建売住宅団地としての開発も進んでいます。
この地点も例外ではありません。 但し地盤が弱い為か、地下水脈の水位が高い為かは不明ですが、地盤を強化する為に重機を使って地盤改良工事を行なっていました。
2017/06/15 09:59:09
左側支流の探索も失意のうちに終ったので次は右側の支流を探索することにします。
遡上開始場所は京葉道路のすぐ脇、産廃処理施設の傍からです。
荒れた風景と橋の欄干にとまった大きなカラスに見送られて不気味な気配を感じながら探索を開始します。
2017/06/15 10:04:24
右側の支流入り口は不気味な感じが拭えませんでしたが、上流に進むにつれて写真の様な美しい田園風景が広がって来ます。 路面は相変わらずグラベルロードです。
この地点をGoogle Mapの写真で見ると規模は小さいのですが典型的な谷津田地形が残されているのが分かります。
2017/06/15 10:08:58
川を遡上すると再度暗渠に吸い込まれてしまい、その先は県立実籾高校の広い校庭。
その先は全く見当が付きません。 写真は暗渠の上から川下方面を撮ったものです。
仕方がないので実籾高校の反対側を調査することにします。
2017/06/15 10:13:22
実籾高校の反対側に谷津の川底地形があり、ひょっとして再度川が現われると思いきや、写真の様な田んぼしかありません。
ここも先の支流と同様に小さな小川を洪水対策で川幅を広げたのが現在の浜田川の様です。
さて、これで浜田川の源流探索は終了とします。 川に沿って帰途に就くことにします。
P.S. 帰宅後にネットで調査したところ、浜田川は暗渠で京成線の向こうの実籾小学校まで伸びているとのことです。 暗渠の中の源流まで遡上する価値があるか無いかは個人の興味で判断して下さい。
2017/06/15 10:16:12
実籾高校から暫らくはまだ開発の手が届かず、写真の様なご機嫌な谷津田が広がっています。
近代的な風景の河口からそれ程離れていないこの周辺の自然がこれ程残されているとは驚きです。
2017/06/15 10:19:59
田んぼと言えば綺麗な灌漑用水が必要なのですが・・・やっぱりありました。 澄んでヒンヤリとした灌漑用水が田んぼに注がれていました。
住宅街の中の綺麗な灌漑用水はとっても不思議な感じがします。 何処から引いて来るのでしょうか? 日本の農業を支える水事業の素晴らしさを感じざるを得ません。
2017/06/15 10:27:31
谷津道を進むと行き止まり! その脇に上の台地に続く激坂が見えました。 その坂を上って暫らく行くと見慣れた景色。 何と武石インターの少し幕張寄りの橋の上に出ました。
幕張に10年以上住んだことがありますが、こんなに近くに未開発のグラベルロードがあるとは驚きです。
ロードバイクでは少々きついルートですが28C以上のタイヤを装着した自転車なら楽々走破が可能です。
ママチャリであれば完璧ですが激坂は歩いて押す必要があります。 興味のある方はどうぞお出かけ下さい。
2017/06/15 10:53:30
サイクルハウスGIROはまだ開店前ですが、ここで本日のサイクリングは終了とします。
2017/06/15 10:16:00
今回はWay Point12で浜田川は暗渠に入り込み、再び姿を見せることはありませんでした。
然しながら地元の人の話によると、昔は実籾小学校の校庭に源流があり小川となって東京湾に注いでいたとのことなので、このポイント99 がそうなのでしょう。 但し、暗渠の中の源流では確認のしようもありません。